6歳臼歯はとても重要な歯ですが、永久歯の中でもっともむし歯になりやすい歯です。そのため早い時期から6歳臼歯を守っていく事が大切です。それが、正しい歯並びや咬み合わせ、咀嚼の上達につながります。
6歳臼歯は永久歯の最初に生えてくる一番大切な歯です。
“歯並び”、“かみ合わせ”は6歳臼歯で決まる。
他の永久歯が正しく並ぶための指標であり、上下の咬み合わせの基準になる欠かせないものです。
6歳臼歯が正しい位置に生えるには、幼児期からの口腔管理が必要です。
“食べる機能”は6歳臼歯で決まる。
*噛む力が一番強い6歳臼歯
成人男性で平均60㎏と言われています。
*6歳臼歯が無いと咀嚼効率が6割減少する
6歳臼歯が無くなる原因はむし歯や歯周病、全身疾患、生活習慣病などがありますが、虫歯予防がとても重要です。
6歳臼歯の成り立ち (生えてきた直後からのケアが大切です)
6歳臼歯の歯みがき
仕上げ磨き
予防的充填 シーラント
・食生活のチェック
・咬み合わせのチェック
・フッ化物の応用
・定期的な健診
執筆者 歯科衛生士 中野まち子